精 武 英 雄
「フィスト・オブ・レジェンド 怒りの鉄拳」
李連杰自身がプロデュースした作品。 李連杰が演じた「陳真」はまじめな優等生という感じがする。 彼は京都大学に留学して機械工学を勉強中の秀才であり、かつ、もちろん武術の達人という設定だ。 留学先の日本で知り合った中山(美穂妹の)忍演じる日本人「山田 光子」という恋人がいる。 李小龍の映画と比べると恋人も日本人だし、倉田先生演じる日本人 「船越文夫」もすばらしい正義感で、抗日という雰囲気はかなり薄まっている感じがする。 李連杰主演作品らしく、錢小豪や倉田先生、周比利など豪華な出演者で彩られている。 みどころは、倉田先生とのバトルと周比利との死闘!!だが、個人的には精武門の後輩達と練習している姿が結構好きだ。 映画のラストで「陳真」が「霍元甲」の復讐を果たすが、そのまま中国復興運動に身を投じていくところが、賛否両論分かれるところらしい。 |
CAST | 陳真 | 李連杰 |
山田光子 | 中山忍 | |
霍延恩 | 錢小豪 | |
船越文夫 | 倉田保昭 | |
藤田剛 | 周比利 | |
STAFF | 監 製 | 李陽中 |
編 劇,導 演 | 陳嘉上 | |
動作導演 | 袁和平 | |
原著音楽 | 顧嘉W(顧家輝) | |
製 作 | 正東製作有限公司 | |
公開年月日 | 1994.12/22〜1/11 |
李連杰主演作品の中でも、特に欧米で人気が高いらしく、
2001,7月に公開された「キス・オブ・ザ・ドラゴン」
でも随所に「精武英雄」からインスパイアされたと思われるシーンが登場した。
◆VCD |
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来日写真 倉田先生、忍ちゃんと |
香港グッズSHOPでゲットしたPOSTCARD
お気に入りのシーン
<李連杰と李小龍> ★李連杰が初めて李小龍の映画を見たのは、香港(アメリカ説も)へ遠征に行ったときらしい。 (どうやらハリウッドではこんな質問をされていたらしい) ★李連杰ハリウッド映画主演第一弾「RMD」で弟が電柱に縛られて見つかるシーンは李小龍「精武門」にも、似たシーンがある。また同作の挿入歌「Try Again」のミュージックビデオでは「燃えよドラゴン」の鏡の間のシーンを元に李連杰がファイト・シーンをみせている。このへんからもハリウッド(欧米)映画の李小龍の映画を意識した東洋的アクション映画観がみて取れるのような気がするのは私だけだろうか・・・ |